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イギリスの妊婦事情 ~ 食べ物編 ~

今年のGW明け~5月いっぱいはつわりでぐったりなMasakongでした。
ただ周りの人を見ていると、それこそ気持ち悪くてもどしてばっかりの人やら、寝込んだまま
動けない人もいたり。 しかもほんとにしんどかったのは4週間足らずだったこともあり、
私のつわりは軽かったんだー。 でも充分しんどかったけど…。 というかんじです。

さて、つわりというとやはり食べられる物に偏りが出てきまして。 
あれだけ雑食動物だった私も和食以外のものを口にするのがかなりきつくなりました…。
とは言え、ここはイギリス。 コンビニもなければデパ地下もないので、自炊するしかなく。
毎日のように米を炊き、片っ端から麺類を茹で、野菜やら魚やらにはAyakoちゃんにもらった
大阪名物(?!)『旭ポンズ』をかけまくり、何とか干からびずに切り抜けた私です…。
(Ayakoちゃん。 あのお土産、今になって思えばかなり絶妙なタイミングでした。 
 今の私があるのはあなたのおかげです…。 ありがとう(笑))

ちなみに、よく 「お米を炊く臭いがダメになる」 という人が多いらしいのですが、私の場合、
「お米」=「これぞ和食」 の図式が成り立っていたのか、炊飯器を抱えて寝たいぐらい
大好きなにおいでした。 ご飯と味噌汁とお漬物があればあとは何もいらないと思ったぐらい。

さて、こんな話を初回GPとの雑談の中でしゃべっていたところ。
「つわりにはジンジャービスケットがいいのよ!! 枕元にはジンジャービスケットよ!!」
なーんて、当然のごとくイギリス式アドバイスをいただきました。
ちなみに、英語ではつわりのことを 「Morning Sickness」 というので、やはり一般的には
みなさん朝が一番きついらしい…。
しかし私にとっては 「24 Hours Sickness」 であり、ジンジャービスケットなんてもっとも
食べたくないものに近かったので、このありがたいアドバイスは効力ゼロでした…。 とほほ。



イギリスでは、日本では良いとされるレバーがまずNGです。 
鉄分は豊富なものの、奇形児&死産の原因になると言われているビタミンAが多量に
含まれるため、過剰な摂取は控えるように注意をされます。 したがってサプリメントとして
マルチビタミンの錠剤を摂取することもNG。 ビタミンCやDはOKでも、AはNGだそうです。

あとは生肉(ユッケ、生ハム、サラミ etc.)、生魚(お刺身&お寿司)、そしてカビチーズ
NGです。 これらがダメな理由は、Listeria、Salmonellaなどの菌やバクテリアのせいで
お腹を壊す可能性があるため。 

お刺身&お寿司が食べられないというのは、実際、意外としんどいです…。 
「食べるな」 と言われると余計食べたくなっちゃうんですよね、これがまた。
日本ではお寿司なんかは普通に食べたりするみたいなので、ロンドンのちゃんとした
お寿司屋さんでだったら食べてもいいかなぁ~?! と思ったりもするのですが。
たった9ヶ月我慢できなかっただけでベビーに何かあっても嫌なので、泣く泣く我慢中です。

最近はがぜん食欲も完全復活。 太りすぎに要注意?! というかんじ。
おやつにも、こちらのマフィンやチョコレートは甘すぎてちょっと恐いので、最近はもっぱら
バター&お砂糖控えめのおやつを焼いたりして過ごしています。

こちらは最近焼いたブルーベリーのパウンドケーキ
イギリスの妊婦事情 ~ 食べ物編 ~_f0041761_1924834.jpg

次回は…。 『妊婦 着る物編』 かな。
by masakong_UK | 2007-09-16 19:24 | Maternity
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